キャッシングへ申し込みをした時に会社や勤め先に「在籍確認」という電話があるの？
キャッシングの審査の過程で、電話による在籍確認が行われます。
在籍確認とは、キャッシングの申込者が申込み時に記入した勤務先に、本当に在籍しているかを確認すること。
基本的にはキャッシング会社の担当者が、直接勤務先の会社に電話をかけて、在籍確認することになっています。
ですが勤め先の会社に、キャッシング会社から電話がかかってくるのは少し抵抗がありますよね。
このように心配に思っている人も多いようです。
そこで今回は、在籍確認の電話で聞かれる内容や、在籍確認の電話がかかってきたときの対処法を解説します。
事前に在籍確認の電話に備えておけば、スムーズにキャッシング審査を進めることができるでしょう。
在籍確認の電話はどのキャッシング会社でも行われる
在籍確認の電話はアコム、アイフル、プロミスをはじめ、どのキャッシング会社でも行われます。
在籍確認が行われるタイミングはキャッシング会社によって異なりますが、審査の申込みがあって、一通りの内容を確認してから、勤務先に電話をかけることが多いようです。
また電話以外の方法で在籍確認をすることはあっても、在籍確認をまったくしないというキャッシング会社はありません。
キャッシング審査の在籍確認の電話で聞かれる内容
と不安に思いますよね。
キャッシング審査の在籍確認をする目的は、申し込みに記載されている勤務先で、実際に勤めているのか確かめることです。
ですから在籍確認ができれば、それ以上の余計な質問はされません。
また本人が電話に出ても、本人が不在で他の社員が電話に出ても、会話の内容から在籍していると確認することができれば、在籍確認が完了となります。
では勤務先に在籍確認の電話がかかってきたときの会話の内容を、紹介したいと思います。
本人が電話に出る場合と、他の社員が電話に出るときとで会話の内容が少し変わるので、参考にしてください。
本人が在籍確認の電話に出たときに聞かれること
ではまずキャッシングに申し込んだ本人が、在籍確認の電話にでたときの会話例を見てみましょう。
キャッシング会社「山本と申しますが、佐藤様（申込者）はいらっしゃいますか？」申込者「はい。私です」
キャッシング会社「佐藤一郎（フルネーム）様でお間違いないでしょうか？」
申込者「はい。間違いありません」
キャッシング会社「お申し込みありがとうございます。以上で確認の方は完了となります。」
在籍確認のときの会話は、たった30秒ほどの短い時間で終了します。
名前を確認されるだけで、そのほか申し込み内容に関する質問は、一切ありません。
もし申込者本人が在籍確認の電話に出ることができたら、一番スムーズに在籍確認が終わるでしょう。
※キャッシング会社によっては、生年月日を尋ねるなど本人確認のために追加で質問をする場合もあります。
本人不在で他の社員が電話に出たときに聞かれること
キャッシングを申し込んだ本人が、いつでも会社の電話に出られるとは限らないですよね。
本人が会社におらず、他の社員が在籍確認の電話に出たときは、他の社員との会話内容から本人が在籍していることが確認できれば、再度電話がかかってくることはありません。
他の社員との会話で、在籍確認が認められる会話例を紹介します。
キャッシング会社「山本と申しますが、佐藤様はいらっしゃいますか？」他の社員「佐藤はただいま席を外しております」
キャッシング会社「分かりました。また後ほどお電話させていただきます」
「会議に出ている」ということは、その会社で働いているということですから、在籍していることが確認できます。
そのほか「今は外出しておりまして、午後には戻ると思います。」や「今日は休暇で不在なんです。月曜日には出社します。」なども在籍確認として認められるでしょう。
会話例では、キャッシング会社の担当者があとで電話をかけると伝えていますが、在籍確認が完了したので、再びかかってくることはありません。
ただ「今休んでいるんですよ」だけですと、今日だけお休みなのか長期休暇なのか、それとも休職中なのかがわからないので、こういった答えしかもらえなければ在籍が確認できません。
また決まった取引先からしか電話がかかってこない会社や、セキュリティが厳しい会社では、たとえ在籍していたとしても「お答えできません」と言われることもあります。
もちろん、申込者本人の在籍について知ることができない場合は、在籍確認が完了となりません。
キャッシング審査における在籍確認の電話の対処法
このように勤務先への電話での在籍確認は、気を使うことがたくさんありますよね。
そこで、在籍確認の電話への対処法を、お悩み別で紹介したいと思います。
在籍確認の電話で会社にキャッシングの利用がバレる？
在籍確認の電話で一番心配なのは、会社の同僚が在籍確認の電話に出てしまい、それが原因であなたがキャッシングすることが会社にバレてしまうことではないでしょうか？
キャッシング会社は会社の人にバレないように配慮してくれるので、簡単にバレることは無いかと思います。
ただし、絶対にバレないとは言い切れません。
会社の環境によっては、キャッシングが知られてしまうこともあります。
ではキャッシング側の配慮と、会社の同僚にキャッシングがバレるケースを紹介したいと思います。
キャッシング会社の社名を名乗らないからバレにくい
先ほど紹介した会話例を見てもわかるとおり、キャッシング会社が在籍確認をかけるときは、会社名を名乗りません。
だれが電話に出るかもわからないのに、アコムやプロミスなど社名を言ってしまうと、すぐにキャッシングがバレてしまうからです。
キャッシング会社の人が電話をかけるときは「山本と申しますが、佐藤様はいらっしゃいますか？」と個人名だけ名乗るのが一般的。
こういった個人から個人への電話が普段からよくかかって来るような会社であれば、とくに怪しまれることなく在籍確認が完了するでしょう。
会社の環境によっては同僚にキャッシングがバレるかも
社員が数名の小規模な会社の場合は、キャッシングがバレる可能性が高くなります。
会社がワンフロアで、電話のやり取りがみんな聞こえるような環境なら、「誰からの電話だろう？」と聞く耳を立ててしまうものです。
さらに普段電話がかかってこないような会社なら、余計に勘ぐられる可能性が高いです。
またキャッシングの経験がある人が在籍確認の電話に出た場合、「もしかしてキャッシングかな？」と気づかれてしまうこともあるかもしれません。
在籍確認の電話がかかってきたあと、「どこからの電話？」と聞かれたときに備えて、「この前クレジットカードを作ったんですけど、それで電話がかかってきたんですよ。」といったように、すぐに答えられるようにしておくといいでしょう。
ちなみにキャッシング会社に対して「会社の人に怪しまれないように、〇〇のふりをして電話をかけてくれませんか？」というリクエストはできません。
会社が休日で誰も在籍確認の電話にでられないときはどうすればいい？
消費者金融のカードローンは土日祝日でも即日融資が可能なので、とても便利です。
ですが、在籍確認ができなければ、土日祝日の即日融資はできません。
もしあなたの会社が土日祝日がお休みで、だれも電話に出ることができないのであれば、在籍確認できず、融資を受けることができないのです。
ですがキャッシング会社によっては、審査で問題ないと判断されれば、先に少額だけ融資をして、その後会社の営業日に在籍確認の電話をすることもあるようです。
申し込むときに、土日祝日は電話での在籍確認ができないとわかっていれば、申込み後すぐにコールセンターに電話をかけ、どうするべきか相談してみるといいでしょう。
育児休暇中の在籍確認の電話はどうするべき？
育休中は収入が減りますから、お金に困ることも多く、キャッシングを必要とする人もいるでしょう。
育休中だからといって、会社をクビになったり、辞めているわけではないので、会社の人が在籍確認の電話に出たら「今は休んでいます」や「育休中です」というふうに答えてくれるでしょう。
ただ消費者金融の場合は貸付条件として、「安定した収入がある方」としているキャッシング会社がほとんど。
育休中は収入が少なくなりますから、審査に通らない可能性が高いのです。
もし育休をとっているのがあなただけで、あなたの配偶者は普通に仕事をしているのであれば、 配偶者に収入があるのが条件で借り入れが可能な銀行カードローンに申し込むのがいいでしょう。
イオン銀行カードローンなら、配偶者に安定した収入があれば、審査に通る可能性が高いです。
また消費者金融のセディナなどが提供している「配偶者貸付」という制度を利用するのもオススメですよ。
配偶者貸付とは、夫婦の年収を合算した金額の3分の1の金額まで借り入れが出来るという制度です。
たとえば、夫の年収が700万円で妻が200万円だとすると、900万円の3分の1＝300万円まで借りることが出来るのです。
ただし配偶者貸付を利用するには、「配偶者の同意書」や「婚姻関係を示す書類（住民票など）」の提出が必要となります。
旦那さんや奥さんに内緒でお金を借りるのは難しそうです。
派遣社員やアルバイトの在籍確認の電話はどこにかけるの？
在籍確認の電話は、基本的に申込書に書いた勤務先に電話をかけることになっています。
派遣社員は派遣元に在籍して、各現場に派遣されてお仕事をしているわけですから、キャッシングを申し込むときは派遣元の電話番号を書きましょう。
アルバイトやパートの人は、勤務してる店舗の電話番号を申し込み時に記入してください。
ただし派遣元に在籍確認の電話をかけても、「個人情報をお教えすることはできません」と答えられてしまったり、大きな派遣会社ですと誰が在籍しているか把握しておらず、答えられないという場合もあります。
派遣元やアルバイト先での在籍確認が不安だと思ったら、申込み後にキャッシング会社にすぐに相談してください。
消費者金融のカードローンでしたら、派遣社員やアルバイトの利用者も多いので、すぐに対応してくれるでしょう。
偽装会社に在籍確認の電話をしてもらうと違法？
どうしても在籍確認をしてほしくない人や働いていない無職の人の中には「アリバイ会社」を使う人もいます。
アリバイ会社とは、本来の勤め先の代行として在籍確認の電話を引き受ける会社のことです。
キャッシング会社から電話がかかってくると、アリバイ会社は偽装した会社名を名乗って、実際に申込者が在籍していると答えます。
ですが実態のないペーパーカンパニーであることは調べればすぐにわかることなので、ほとんど審査には通りません。
それだけでなく、架空業者を利用したとして詐欺罪に問われる可能性もあります！
「どんな方法でもいいからお金を借りたい！」と自分勝手にならずに、申し込み情報には嘘や偽りのないようにしてください。
契約後にも在籍確認をすることはあるの？
基本的には、初回申し込みのときだけ在籍確認が行われます。
ただ契約をしたあとでも、在籍確認をすることはあります。
たとえば、転職により勤務先が変わった場合には在籍確認が行われるでしょう。
勤務先の変更は自己申告になりますから、あなたがキャッシング会社に転職した旨を申告したら、在籍確認を行う場合があります。
また一度解約したキャッシング会社に、再度申し込む場合も在籍確認の電話があるので覚えておきましょう。
電話以外の方法で在籍確認ができるSMBCモビットのWEB完結
ここまで、電話での在籍確認について紹介しましたが、「やっぱり電話での在籍確認は避けたいな」と思った人もいるかもしれませんね。
そんな人には、電話以外の方法で在籍確認をしてくれるカードローンがオススメです。
SMBCモビットのWEB完結なら、以下の条件をクリアすることで、電話での在籍確認を避けることができます。
- 三井住友銀行、三菱ＵＦＪ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかに本人名義の口座があり、その口座をSMBCモビットからの振り込み貸付と口座振替によう返済に利用する
- 本人確認の書類として、運転免許証かパスポートの写しを提出する
- 現在の収入を証明する書類として、源泉徴収票、税額通知書、所得証明書、確定申告書、給与明細（直近2ヶ月分、可能であれば合わせて直近1年分の賞与明細も）のいずれかの写しを提出する
- 勤め先を確認できる書類として、健康保険証と直近1ヶ月分の給与明細（収入証明で給与明細を提出しなかった人は必須）を提出する
申し込むときの注意点は、必ずWEB完結で申し込むこと。
SMBCモビットはWEB完結のほかに「カード申込」という申し込み方法もあります。
WEB完結の条件をクリアできなかったら、カード申込での申し込みとなりますが、カード申込で申し込むと、電話での在籍確認や郵送物があるので注意しましょう。
またWEB完結で申し込むと、キャッシングの方法は指定口座への振込融資のみとなります。
現金が必要なときは、ATMに行く前に振込融資の手続きをしてからお金を引き出すことになるので、それが手間だと思う人は、カードですぐにキャッシングができるカードローンに申し込むといいでしょう。
在籍確認の電話で悩んだらとにかくキャッシング会社に相談を！
在籍確認は、どのカードローンに申し込んでも必ず行われます。
電話での在籍確認は、本人が電話に出ることができれば、名前を確認するだけで終わるので、とくに緊張する必要はありません。
本人が電話に出られず他の人が電話に出ても、在籍の事実さえ確認できれば、在籍確認は完了します。
もしタイミングが悪かったり、会社の事情で電話での在籍確認が難しいなら、まずはキャッシング会社に相談してみましょう。
電話での在籍確認で悩む人は多いので、各キャッシング会社であなたに合った対応を提案してくれるはずです。
電話以外の在籍確認を希望するなら、SMBCモビットのWEB完結をオススメします。
電話での在籍確認をなしにする方法については、「キャッシング審査の際の電話連絡をなしにする方法」も参考にしてください。
