楽天銀行スーパーローンのお金の借り方

楽天銀行（旧イーバンク銀行）スーパーローンは、最大800万円まで借りられるカードローンです。

金利は1.9％～14.5％と、ネット銀行ならではの金利で利用しやすいカードローンと言えます。

金利と融資額を見ると、他社からの借り換えにもオススメです。

また楽天銀行の口座を持っていなくても契約が可能なので、スムーズに手続きができ、最短翌日審査・翌日融資も可能。

お金を借りるとき、セブン銀行やみずほ銀行などの提携ATMの利用手数料が0円になるのも嬉しいポイントです。

ここでは、楽天銀行スーパーローンの借り方や返し方、金利、メリット・デメリットをご紹介します。

楽天銀行スーパーローンの審査申込条件

楽天銀行スーパーローンに申し込めるのは、年齢が満20歳以上62歳以下の方（パート・アルバイトの方は60歳以下）で、毎月安定した定期収入のある人です。

日本国内に居住していることが条件で、外国籍の方は永住権または特別永住権をお持ちの方に限られます。

さらに楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方が、申し込み対象となっています。

楽天銀行から借りるまでの流れ・手順

楽天銀行は店舗のないネット銀行なので、店舗窓口や無人契約機（自動契約機）、電話からの申し込みは受付けていません。

楽天銀行スーパーローンの申込み方法は、インターネットからの申し込みのみです。

申し込みはスマートフォンやパソコンから、24時間受付けているので、いつでもタイミングがいいときに申し込みができます。

では楽天スーパーローンの、Web申し込みの手順を紹介しましょう。

Webからの申し込み手順

楽天銀行スーパーローンのWeb申し込みから借入までの手順は、次のとおりです。

申込みフォームにしたがって必要事項を記入していきます。

審査の結果は、申込み時に記入したメールアドレスに届くので、記入間違いのないように気をつけましょう。

在籍確認の電話と、契約内容の確認電話は順番が前後する場合があります。

スマートフォンから書類を送付するには、楽天銀行専用アプリのダウンロードが必要です。

契約が認められたらローンカードが発行され、翌営業日に簡易書留郵便で発送されます。

カードが届いたら提携ATMからの借入が可能となるので、それまではネットから申し込み、指定の口座に振込融資をしてもらいましょう。

提出必要書類

楽天銀行スーパーローンを利用するには、免許証などの本人確認書類の提出が必要となります。

提出方法は、郵送のほかに楽天銀行アプリで提出でき、アプリをダウンロードすればすぐにでも出すことができます。

楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社が審査・保証を行うため、担保や連帯保証人を準備する必要はありません。

楽天銀行からお金を借りる方法

楽天銀行スーパーローンからお金を借りる（キャッシング）方法は、電話（楽天銀行カードセンター）、インターネット、提携CD（現金自動支払機）・ATMの3つです。

電話は24時間、専属のオペレーターが対応しており、フリーダイヤルなので通話料はかかりません。

ここではインターネットから振込融資を受ける方法と、提携CD（現金自動支払機）・ATMからお金を借りる方法について詳しく紹介します。

インターネットを利用してキャッシングする方法（ネットキャッシング）

パソコン・スマートフォン・携帯電話などインターネットに接続できる端末さえあれば、いつでも借り入れ手続きが可能です。

また、楽天銀行の口座を開設している方は、24時間365日、最短で即時融資ができます。

他金融機関の口座に振り込んでもらう場合、平日の0時10分から14時45分の間に手続きを済ますことができれば、当日にお金が振り込まれます。

14時45分以降に振込融資の申込をしたら、翌営業日にお金が振り込まれることになるでしょう。

金融機関が休業日の場合も、翌営業日に振込みがされます。

ただし14時45分以降の申込みでも、登録口座の金融機関によっては当日振込が可能な場合もあるので、借入金額を入力した後に表示される、「ご融資予定日」を必ず確認しましょう。

ネットキャッシングはメンバーズデスク会員限定で利用できるので、事前に登録を行ってください。

提携CD・ATMからキャッシングする方法

楽天銀行は、自行の専用ATMを持っておらず、大手銀行や地方銀行と提携することで、全国で約10万台のCD・ATMが利用できます。

また、カードローンの借り入れ手数料無料で利用できるATMが、他の金融機関よりもはるかに多く、非常に利便性が高いカードローンです。

楽天銀行スーパーローンは、以下の提携CD・ATMが利用できます。

これらのうちから、全国にある金融機関で、借入手数料無料のATMの営業時間をまとめました。

平日と土日祝日では営業時間が異なる場合があるので、確認してからATMに行くことをオススメします。

金融機関	営業時間
ローソン銀行	0時5分から23時45分
E-net	0時5分から23時45分
セブン銀行	0時5分から23時50分
イオン銀行	0時5分から23時45分
三井住友銀行	平日0時10分から23時45分 土曜日0時10分から23時45分 日曜日0時10分から21時 （返済は平日8時45分から18時まで、土日祝日は取り扱っていない）
みずほ銀行	平日0時5分～23時45分 土曜日0時5分～22時 日曜日8時～21時 （月曜日の営業は7時～23時45分、第1・4土曜日の3時～5時は利用不可）

※ローソンに設置しているローソン銀行のATMは借入手数料が無料です。ローソン銀行以外のATMは手数料がかかります。
※店舗によりATMの利用可能時間が異なる場合があります。

適用される金利

楽天銀行スーパーローンの金利は、「変動金利」で年率1.9％～14.5％の範囲内で、利用限度額によって以下の表のように変化します。

利用限度額	金利（実質年率）
800万円	1.9％～4.5％
600万円～800万円未満	3.0％～7.8％
500万円～600万円未満	4.5％～7.8％
350万円～500万円未満	4.9％～8.9％
300万円～350万円未満	4.9％～12.5％
200万円～300万円未満	6.9％～14.5％
100万円～200万円未満	9.6％～14.5％
100万円未満	14.5％

延滞・遅延が発生した場合、遅延損害金として19.9％の特別金利が適用されます。

くれぐれも支払いが滞らないよう、返済計画をしっかりと立ててキャッシングを行ってください。

楽天銀行から借りたお金の返し方

楽天銀行スーパーローンの返済方法は、口座からの自動引落です。

毎月の返済日に、借入残高に応じた返済額が利用者指定の口座から引き落とされます。

自動で引き落とされるので、口座に残高がある限り、滞納の心配はいりません。

毎月決まった金額しか引き落とされないので、早く完済したい方や追加返済をしたい方は「随時返済」を利用することができます。

随時返済をする方法は、提携ATMからの振り込みか「Pay-easy（ペイジー）」を利用したインターネットバンキングでの振り込み返済の2つです。

提携ATMは1,000円単位で、インターネットバンキングは1円単位で返済ができ、振込手数料などは一切かかりません。

では楽天銀行スーパーローンの返済日や返済額、返済方式について詳しく紹介します。

返済期日（約定返済日）

楽天銀行スーパーローンの自動振替の返済日は、1日、12日、20日、27日のいずれかを選択できます。

ただし、毎月27日の返済日は、楽天銀行口座を返済用口座として登録されている方のみ選択可能です。

また、金融機関によっては指定できない返済日がありますので、注意してください。

最低返済額

楽天銀行スーパーローンの返済方式には、「残高スライドリボルビング返済」と「元利込定額返済」の2種類があります。

「残高スライドリボルビング返済」とは、現在借りている金額（借入残高）によって、返済額が変化するものです。

返済額は、毎月の返済日から15日前の借入残高によって決定されます。

毎月の返済額が安く、どなたでも気楽に利用できる残高スライドリボルビング返済は、以下のように返済額が変化します。

借入残高	毎月の返済額
10万円以内	2,000円
10万円超から30万円以内	5,000円
30万円超から50万円以内	10,000円
50万円超から100万円以内	15,000円
100万円超から150万円以内	20,000円
150万円超から200万円以内	30,000円
200万円超から250万円以内	35,000円
250万円超から350万円以内	40,000円
350万円超から400万円以内	45,000円
400万円超から500万円以内	50,000円
500万円超から600万円以内	60,000円
600万円超から700万円以内	80,000円
700万円超から800万円以内	100,000円

一方、「元利込定額返済」は、借入残高によって返済額が変わるのではなく、契約時の限度額によって返済額が決まる返済方式です。

ちなみに新規申込者は元利込定額返済を選ぶことができません。

元利定額返済を希望する場合は、利用開始後に楽天銀行カードセンターに電話をして手続きをしましょう。

借入残高の照会や利用限度額の増額をしたい方は、楽天銀行スーパーローン専用ページ「メンバーズデスク」より手続きを行ってください。

楽天銀行でキャッシングするメリット

インターネットだけで申し込みが完結できる

楽天銀行スーパーローンは、インターネットで申し込み手続きのすべてができる「ネット完結」という申し込み方法を提供しています。

楽天グループは世田谷区にクリムゾンハウスという、大きな本社を構えていますが、楽天銀行専用の店舗や支店は持ち合わせていません。

そのため、無人契約機を利用したり、店舗窓口にて直接申し込むことは出来ませんが、申し込みサイトから24時間どこでも手続きができるのは大きな魅力と言えるでしょう。

無料で使えるATMが多い

ATM手数料有料化に伴い、どの金融機関も自社ATMか提携先の2、3社のATMだけしか手数料無料になっていません。

ですが楽天銀行は自行ATMを持たない代わりに、多くの提携先ATMにて、手数料無料でカードローンが使えるサービスを提供しているのです。

手数料無料のATM数は全国で約10万台で、金融業界でも設置台数は最多となります。

北海道から沖縄まで、全都道府県に提携ATMがあるので、借入れ・返済に困ることはありません。

楽天ポイントが貯まる

楽天ポイントとは、楽天市場や楽天トラベルなど楽天が提供する様々なサービスで、現金の代わりに「1ポイント＝1円で」利用できるポイントのことです。

楽天スーパーローンは、契約が完了すると必ず1,000ポイントがプレゼントされます。

借入・返済のたびに新たなポイントが付与されることはありませんが、他社のキャッシングサービスには無い、楽天銀行だけのメリットです。

楽天銀行の口座開設をしなくても申し込める

通常、銀行カードローンはカードローン申し込み時に、銀行口座を新規開設する必要があります。

別途、口座開設のための手続きが必要になるだけでなく、その口座を返済用口座に指定しないといけないため、普段使いなれている銀行口座を利用できないという大きなデメリットとなるのです。

しかし、楽天銀行スーパーローンは、カードローン申し込み時に口座開設を行う必要がなく、今まで通りの普通預金口座を返済用口座に指定することができます。

ただし、楽天銀行口座を作ると、「必要なときにすぐ借入金が振り込まれる」「返済日を1日、12日、20日、27日から自由に選ぶことができる」などのメリットがあります。

楽天銀行スーパーローンを最大限に活用したい方は、口座開設をオススメします。

楽天銀行でキャッシングするデメリット

即日融資が難しい

楽天銀行は、すでに楽天銀行口座を持っている方はインターネットを利用すれば融資まで比較的早いです。

しかし、その日のうちに審査結果が通知される可能性は少なく、事前に楽天銀行の普通預金口座を開設している必要があるので、即日融資は難しいでしょう。

楽天銀行の口座はなくても、みずほ銀行の口座ならあるという方は、みずほ銀行カードローンを申し込まれるとより早く融資してもらえます。

月々の負担が少ない代わりに総返済額が高くなりやすい

楽天銀行スーパーローンの月々の返済額は、比較的低めの設定となっています。

毎月の返済負担をできるだけ少なくしたい人にとってはメリットとなるのですが、毎月の返済額が少ない分、完済までに時間がかかってしまい、利息も含めた総返済額が高くなってしまうのです。

利息を節約するためにも、可能な限り早めの追加返済をオススメします。

楽天銀行の評判・口コミ・体験談

楽天銀行スーパーローンのまとめ

楽天銀行は、楽天銀行デビットカードや楽天銀行ジョーヌカード、楽天銀行セディナカードなど、数多くの商品を提供している国内最大級のネットバンクです。

楽天市場や楽天BOOKSなどインターネット上で多くのサービスを展開しており、楽天スーパーローンを利用すると、それらのサービスで利用出来る楽天ポイントが獲得できます。

楽天スーパーローンは、正社員や派遣社員だけでなく、アルバイトやパートの方など年収額に関係なく幅広い方が借入可能です。

また、最高借入限度額は800万円まであるので、日常生活費の補填や旅行費などさまざまな目的でご利用いただけます。

楽天銀行スーパーローンは、誰にとっても利便性の高いキャッシングサービスと言えるでしょう。